情報セキュリティベンダーであるカスペルスキーは2016年5月25日、
新たに産業用制御システム向けのサイバーセキュリティサービスに参入することを発表した。
従来制御システムネットワークは、外部と接続していない閉鎖された環境だったため
「セキュリティは必要ない」とする“安全神話”が流布していた。またターゲットとする攻撃者たち
そのものが少なかったため、それほど注目されてはこなかった。こうした状況を一気に変えたのが
イランの核施設を狙った「Stuxnet(スタックスネット)」である。Stuxnetは、イランの核施設の
遠心分離器を制御するシステムを破壊する目的で作成されたマルウェアで、ドイツのシーメンス製の
PLC(Programmable Logic Controller)をターゲットとしたことが特徴だ。
これにより20%の遠心分離機に損害が出たとされている。
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